エンジニアの市場価値の調べ方6つと上げる方法を解説

エンジニアの市場価値の調べ方を解説
この記事でわかること

自分の市場価値がどのくらいなのか、正確に知りたいと思ったことはありませんか。

市場価値がわからないままだと、いまの年収が適正なのか、転職でどこまで狙えるのかも判断できません。

実は市場価値の調べ方にはいくつかの方法があり、手軽さと正確さは大きく異なります。

この記事では、エンジニアが市場価値を調べる6つの方法と、最も正確に把握するコツまで順番に解説します。

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目次

エンジニアの市場価値とは何か

そもそも市場価値とは、転職市場であなたがどれだけ求められ、いくらの年収を提示されるかを表すものです。

この価値は、大きく3つの要素の掛け合わせで決まります。

調べ方を知る前に、まず何が価値を左右するのかを押さえておきましょう。

スキル(どんな技術を扱えるか)

1つ目の要素は、使える技術そのものです。

言語やフレームワーク、クラウド、インフラなど、扱える技術の幅と深さが評価の土台になります。

特に需要に対して供給が少ない技術を持っていると、それだけで市場価値は大きく跳ね上がるでしょう。

同じ経験年数でも、扱う技術が市場のニーズに合っているかで年収は変わってきます。

経験(何をどこまでやってきたか)

2つ目は、これまでに担当してきた業務の中身です。

要件定義や設計といった上流の経験、チームをまとめた経験、事業への貢献などは、市場で高く評価されます。

コードを書いただけでなく、その成果がビジネスにどうつながったかを語れる人ほど価値が高いといえるでしょう。

経験は年数の長さより、再現性のある実績として整理できるかどうかが問われます。

たとえ在籍年数が短くても、任された役割や解決した課題が具体的であれば、高く評価されることは珍しくありません。

自分の経験を棚卸しして、どの場面でどんな価値を出したのかを言葉にしておくとよいでしょう。

希少性(需要と供給のバランス)

3つ目の要素が、あなたのような人材がどれだけ希少かという点です。

スキルと経験が同じでも、その組み合わせを持つ人が少なければ市場価値は高くなります。

たとえば開発力に加えて業務知識やマネジメント経験を併せ持つ人は、代わりが見つかりにくく重宝されるものです。

市場価値は、このスキル・経験・希少性の3つを総合して初めて見えてきます。

逆にいえば、どれか1つが突出していれば、他を補って高い評価を得られることもあります。

自分がどの要素で勝負できるのかを意識しておくと、調べた結果を読み解きやすくなるでしょう。

なぜエンジニアは市場価値を調べるべきなのか

市場価値を調べることには、転職するかどうかに関係なく大きな意味があります。

理由は主に3つです。

1つ目は、いまの年収が適正かどうかを判断できることです。

自分の市場価値を知らないと、本来もっと高く評価される実力があっても、低い年収に甘んじていることに気づけません。

2つ目は、キャリアの方向性を定めやすくなることです。

市場で何が評価されるのかがわかれば、次にどんなスキルや経験を積むべきかの判断材料になります。

逆に現在地を知らないまま努力を続けると、市場が求めていない方向に時間を使ってしまう恐れもあります。

3つ目は、いざ転職するときに損をしないことです。

自分の適正水準を把握していれば、提示された年収が妥当かどうかを冷静に判断でき、安売りを避けられます。

相場を知らないまま転職活動を始めると、本来狙えたはずの年収を自分から下げてしまうこともあります。

とくに30代は経歴によって評価の幅が大きく開くので、早めに現在地を確認しておくとよいでしょう。

年代別の相場感は30代エンジニアの年収相場の記事でも解説しています。

エンジニアが市場価値を調べる6つの方法

エンジニアが市場価値を調べる6つの方法の比較図

市場価値を調べる方法は、大きく6つあります。

それぞれ手軽さと正確さが異なるので、まず一覧で全体像をつかみましょう。

調べ方 手軽さ 正確さ 特徴
スカウトサービス 高い 中 実際のオファー額で需要が見える
年収診断ツール 高い 低〜中 数分で大まかな目安がわかる
求人票の想定年収 高い 中 条件別の相場を自分で調べられる
転職口コミサイト 中 中 企業ごとの年収実態がわかる
知人との情報交換 中 低〜中 リアルな声だが範囲が狭い
エージェント相談 中 高い 経歴を踏まえた具体的な年収がわかる

ここからは、それぞれの方法を具体的に見ていきます。

スカウトサービスに登録する

スカウト型の転職サービスに経歴を登録すると、企業から届くオファーの提示年収で需要を測れます。

実際にお金を出す意思のある企業からの声なので、診断ツールより現実味のある数字が見えるのが強みです。

ただし届くオファーは登録した経歴の書き方にも左右されるため、内容が薄いと本来の価値より低く見えてしまうこともあります。

登録直後よりも、しばらく運用してオファーの傾向が見えてきたころのほうが、需要を正確に読み取れるでしょう。

年収診断・市場価値診断ツールを使う

各社が提供する年収診断や市場価値診断のツールは、いくつかの質問に答えるだけで大まかな目安を出してくれます。

手軽さでは随一で、まず現在地をざっくり知りたいときに向いているでしょう。

一方で、統計的な平均をもとにした概算にとどまるため、あなた固有の経歴やスキルの希少性までは反映されにくい点に注意が必要です。

求人票の想定年収を確認する

転職サイトで自分と近いスキルや経験を求める求人を探し、その想定年収を見る方法もあります。

希望する職種や技術で条件を絞れば、いまの自分がどのくらいのレンジを狙えるかの相場感がつかめます。

実際に応募して選考を受けるわけではないので、あくまで参考値として捉えておくとよいでしょう。

複数の求人サイトを横断して見ると、特定の企業に偏らない相場観をつかめます。

転職口コミサイトで給与を調べる

気になる企業がある場合は、転職口コミサイトで社員の給与情報を調べる手もあります。

実際に働いた人の投稿から、その企業の年収実態や評価制度の傾向が見えてくることも少なくありません。

ただし投稿には個人差や古い情報も混ざるため、複数の声を見て傾向をつかむのが賢い使い方です。

特定企業の年収を知るには役立ちますが、自分自身の市場価値そのものを測る用途にはあまり向きません。

同じ職種の知人と情報交換する

同じ職種で働く知人や勉強会で出会ったエンジニアと、年収や待遇の情報を交換するのも一つの手です。

近い立場のリアルな声は説得力があり、自分の水準が高いのか低いのかの感覚をつかみやすくなります。

同じ会社にいる同僚だけでなく、他社で働く知人にも聞けると、視野が一気に広がるでしょう。

とはいえ得られる情報は身近な範囲に限られるため、これだけで市場全体を把握するのは難しいものです。

転職エージェントに相談する

最後が、転職エージェントに経歴を見てもらって市場価値を診断してもらう方法です。

エージェントは日々多くの求人と転職事例を扱っているため、あなたの経歴で実際にいくらの求人を狙えるかを具体的に教えてくれます。

経歴の中身を踏まえて判断してもらえるぶん、6つの方法のなかで最も正確に市場価値を把握できます。

さらに、いまは何が足りないのか、どうすれば年収が上がるのかまで具体的にアドバイスをもらえるのも利点です。

単なる数字ではなく、次の行動につながる診断が得られる点で、他の方法と一線を画すといえるでしょう。

手軽な方法で大まかにつかんだら、仕上げは技術がわかるプロの診断が確実です。テックゴーはアドバイザーの約8割が元エンジニア・元ITコンサルで、経歴を踏まえて狙える年収を教えてくれます。

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最も正確なのは技術がわかるプロへの相談

6つの方法を紹介しましたが、正確さで選ぶならエージェントへの相談が抜けています。

診断ツールや求人票は統計や条件からの概算にとどまりますが、エージェントはあなたの経歴そのものを見て判断してくれるからです。

とはいえ、技術がわからない担当者だと使用技術やプロジェクトの価値が正しく伝わらず、診断がぶれてしまうこともあります。

そこで相性がよいのが、ITエンジニアに特化したテックゴーです。

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そのうえで年収アップ金額は平均138万円、年収交渉成功率は100%という公式実績を掲げており、診断だけでなく実際に年収を上げる交渉まで任せられるのが強みでしょう。

求人はメガベンチャーや大手事業会社、ITコンサルファームが中心で、キャリアアップにつながる案件に出会いやすい構成になっています。

市場価値の診断を入り口にしつつ、その先の求人紹介まで一貫して見てもらえるのは、ツールにはない利点です。

対象は実務経験2年以上のITエンジニア・ITコンサルで、相談は無料です。

なお実務経験が2年に満たない場合は、若手支援に強いUZUZ(ウズキャリ)の評判記事も参考にしてください。

転職する気がまだ固まっていなくても、市場価値の確認だけで相談を終えて問題ありません。

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2つ以上当てはまるなら、無料相談で市場価値を確かめる価値があります。

エンジニアが市場価値を上げる4つの方法

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フラットデザインのインフォグラフィックを縦長2:3(1024×1536px)で作成してください。背景は薄い水色 #EAF6FE、各要素は白いカードに載せる構成です。最上部にタイトル帯「市場価値を上げる4つの方法」。その下に白いカードを縦に4段積みで、それぞれ左に番号バッジとアイコン、右に見出しと一言を配置:(1)歯車とクラウドのアイコン「需要の高い技術を身につける」、(2)階層図のアイコン「上流工程やマネジメントを経験する」、(3)グラフのアイコン「実績を数字で語れるようにする」、(4)建物と上向き矢印のアイコン「市場価値の高い環境に移る」。配色は #73C3FB をメインに濃紺 #1E5F8A・#16466B の同系色でまとめ、日本語テキストはスマホでも読めるよう大きめにしてください。

alt属性: エンジニアが市場価値を上げる4つの方法の図 / ファイル名: shijoukachi-ageru-4.png

市場価値は調べて終わりではなく、意識して高めていくものです。

価値を上げる方法は、大きく4つに整理できます。

調べた結果が思ったより低かった人ほど、ここからの動き方が重要になるでしょう。

需要の高い技術を身につける

クラウドやセキュリティ、データ関連など、需要に対して人材が足りない技術は市場価値を押し上げます。

いま扱っている技術に、市場で伸びている領域を掛け合わせると希少性が高まっていきます。

資格の取得や個人開発は、学び続ける姿勢を示す材料としても有効でしょう。

どの技術に投資するか迷ったら、求人票で募集の多いスキルを見ると、市場の需要を判断しやすくなります。

上流工程やマネジメントを経験する

実装だけでなく、要件定義や設計といった上流工程の経験は評価につながりやすい領域です。

チームのとりまとめや後輩の育成といったマネジメントの経験も、任せられる範囲の広さとして価値になります。

担当できる工程が広いほど、代わりのききにくい人材として見てもらえるものです。

現職で上流の仕事に関わる機会が少ないなら、そうした経験を積める環境を探すのも一つの手でしょう。

実績を数字で語れるようにする

同じ経験でも、成果を数字で語れるかどうかで伝わる価値は大きく変わります。

「処理時間を半分にした」「障害対応の件数を減らした」のように、貢献を定量的に言語化しておきましょう。

この言語化は、次に紹介する市場価値の診断や年収交渉でもそのまま武器になります。

普段から成果をメモに残しておくと、いざ職務経歴書を書くときや面接に臨むときに困りません。

市場価値の高い環境に移る

最も効果が大きいのが、市場価値の高い環境そのものに身を置くことです。

給与テーブルの高い企業や、モダンな技術を使う現場に移るだけで、同じ実力でも評価と年収は変わってきます。

個人の努力で少しずつ上げるより、環境を変えるほうが市場価値は一気に伸びやすいものです。

成長できる環境に移れば、そこで積んだ経験がさらに次の市場価値を押し上げる好循環も生まれます。

いまの環境で頭打ちを感じているなら、思い切って場所を変える選択も検討する価値があるでしょう。

市場価値が高いエンジニアに共通する3つの特徴

市場価値の高いエンジニアには、いくつかの共通点があります。

自分に足りない部分を知る手がかりになるので、代表的な3つの特徴を押さえておきましょう。

いずれも、日々の働き方のなかで意識して伸ばせるものです。

技術と事業の両方を理解している

市場価値の高い人は、技術力だけでなく、その技術が事業にどう貢献するかまで理解しています。

ただ言われたものを作るのではなく、なぜ作るのかを考えて動ける人は、企業から見て代えのききにくい存在です。

この視点があると、上流工程やプロダクト開発など、より価値の高いポジションを任されやすくなるでしょう。

技術と事業をつなぐ発想は一朝一夕には身につきませんが、日々の仕事で意識するだけでも差が出てきます。

学び続けて技術をアップデートしている

IT分野は技術の移り変わりが速く、過去のスキルだけで戦い続けるのは難しいものです。

市場価値の高いエンジニアは、新しい技術を継続的にキャッチアップし、自分の武器を更新し続けています。

すべてを追う必要はなく、自分の専門領域に関わる技術を選んで深めていくのが現実的なやり方でしょう。

学び続ける習慣そのものが、長期的な市場価値を支える土台になります。

成果を言葉にして伝えられる

どれだけ優れた仕事をしても、それを伝えられなければ評価にはつながりません。

市場価値の高い人は、自分の担当した仕事の成果や工夫を、相手に伝わる言葉で説明できます。

この発信力は、面接や年収交渉の場面で自分の価値を正しく届けるためにも欠かせない力でしょう。

技術ブログや登壇などで外に発信する習慣があると、社外からの評価も得やすくなります。

いきなり大きな発信でなくても、社内での共有や勉強会から始めるだけで十分に価値があるものです。

市場価値を調べた後にどう動くか

市場価値を調べたら、その結果をもとに次の一手を決めましょう。

結果が想像より高かった場合は、いまの年収が実力に見合っていない可能性があります。

その場合は、転職で適正な年収を取りにいく判断も十分に現実的でしょう。

給料が上がらない構造についてはエンジニアの給料が上がらない原因の記事で詳しく解説しています。

逆に思ったより低かった場合は、先ほどの4つの方法で価値を高めてから動くのが得策です。

いずれにしても、現在地がわかって初めて次の目標を正しく設定できます。

大切なのは、調べた結果を「思っていたのと違った」で終わらせず、行動につなげることです。

市場価値という物差しを持っておけば、目の前の求人や現職の待遇を冷静に評価できるようになるでしょう。

感覚ではなく客観的な基準で判断できると、転職するにしても現職に残るにしても後悔が減ります。

まずは今の自分の立ち位置を数字で知ることから、次のキャリアづくりを始めてみてください。

市場価値を確かめたうえで年収を上げたいなら、交渉まで任せるのが確実です。テックゴーで狙える年収を相談する →

具体的な年収交渉のやり方は、エンジニアの年収交渉のやり方の記事にまとめています。

市場価値を調べるときに気をつけたい3つのこと

市場価値を調べるときは、結果の受け止め方にもコツがあります。

次の3つを意識しておくと、数字に振り回されず正しく現在地を把握できるでしょう。

どれも調べた後の判断を誤らないための大切なポイントです。

1つの方法だけで判断しない

ここまで紹介した6つの方法は、それぞれ得意な部分と苦手な部分があります。

診断ツールの概算だけを見て一喜一憂したり、1社のスカウト額だけで自分の価値を決めつけたりするのは危険です。

手軽なツールで大まかにつかみ、最後にプロの診断で答え合わせをするように、複数を組み合わせて総合的に判断しましょう。

複数の視点を突き合わせるほど、市場価値の輪郭ははっきりしていきます。

いまの年収に引きずられない

市場価値を考えるとき、つい現在の年収を基準にしてしまいがちです。

しかし今の年収は、あくまで所属企業の給与テーブルの中での評価にすぎません。

給与水準の低い会社にいると、実力があっても年収が抑えられ、自分の価値を実際より低く見積もってしまうことがあります。

いまの年収と市場価値は別物だと切り離して考えるほうが、正確な判断につながるでしょう。

定期的に測り直す

市場価値は、一度調べたら終わりというものではありません。

技術のトレンドや業界の需要は変化し続けるため、去年の評価が今年も同じとは限らないからです。

年に一度など時期を決めて測り直すと、自分の成長と市場の変化の両方を客観的に追えます。

定点観測を続けることで、動くべきタイミングを逃さずにキャリアを組み立てられるようになります。

エンジニアの市場価値に関するよくある質問

市場価値を調べるときに多く寄せられる質問に回答します。

市場価値の診断は無料でできますか?

診断ツールや転職エージェントへの相談は、基本的に無料で利用できます。

エージェントは採用企業側から報酬を受け取る仕組みのため、求職者に費用が発生することはありません。

登録や面談に料金がかかることもないので、費用を気にせず気軽に活用できます。

無料で使えるからこそ、手軽なツールとプロの診断を組み合わせるのがおすすめです。

転職する気がなくても相談していいですか?

問題ありません。

市場価値の確認や情報収集だけを目的にエージェントへ相談する人は珍しくないものです。

むしろ転職を決める前に相場を知っておくほうが、いざ動くときに落ち着いて判断できます。

「いま転職すべきか」から相談できるのが、エージェントを使う本来のメリットです。

市場価値が低いと言われたらどうすればいい?

現時点の市場価値が低くても、それは伸びしろがあるということです。

需要の高い技術を学ぶ、実績を言語化する、環境を変えるといった打ち手で、価値は十分に引き上げられます。

何が足りないかを具体的に知ることが、価値を上げる第一歩になります。

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まとめ

エンジニアの市場価値は、スキル・経験・希少性の3つの掛け合わせで決まります。

調べ方は6つあり、手軽さならツール、正確さなら技術がわかるエージェントへの相談が向いています。

現在地がわかれば、年収を取りにいくのか、価値を高めてから動くのか、次の一手を正しく選べるようになるでしょう。

まずは無料の診断で、自分がいくらの価値を持っているのかを確かめてみてください。

自分の市場価値を確かめたうえで転職を進めるなら、テックゴーの評判と実績も参考になります。

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